3週間にわたるベトナム南部(のみの)のんびり旅行も最終段階。メコン河に面した街ミトはホーチミンから1~2日のメコン河観光客が来る所。あまり滞在する人はいませんが、なかなかローカルな雰囲気で良い所でした。
その後ホーチミンに移動しマレーシアに帰ります。現在は建国の父の名に改名された街ですが、地元民は旧名サイゴンと呼んでいますね。
ビンロンからミト(My Tho) に移動です
移動の時に最初は自分でバスターミナルやバス会社に行っていました。でもお宿に頼んでバスを予約すると送迎サービスがあることに気づきます。
2024年(令和5年)3/21(木)
ビンロンの宿からバス会社までお出迎え。ミト郊外のバス会社営業所からホテルまで送ってもくれます。1人130千ドン=¥780はちょっと高い気もするので送迎料も入っているかも。
ビンロン→ミトは1時間半だがバス営業所⇔宿があるので3時間近くかかりました。
ミトのお宿 Minh Tai Hotel は市場の近くだったのでセレクト。一見大きなホテルですが、宿になっているのは一部分で家族経営。部屋は小さいが冷蔵庫つきは1泊300千ドン=¥1800ならお値打ちです。
ミトの市場を散策
ベトナムの市場は朝がよろしい。お宿が市場の近くだと毎朝お出かけ、朝食も調達できてGood。
メコン河の島々をクルーズです
2024年(令和5年)3/22(金)
多くの観光客がミトに来るのはメコン河島巡りツァーに行くため。実は2015年に参加しています。ホーチミンから往復、昼食付で168千ドン=¥924(1千ドン=¥5.5でした)となかなかお得なツァー。今回はミト発着・昼食なしなのに250千ドン=¥1500)と高くなりました。
ベトナムの物価上昇と円安のダブルパンチかな。
基本的に2015年の時と同じような内容。でも二度目でも楽しかったのが手漕ぎボートに乗ること。島内の狭い運河を往きますが、水面すれすれの場所に座るのでスピード感があります。
漕ぎ手は船首・船尾に一人づついます。三角笠帽子をかぶりな、とススメられますが後でチップを要求されるので必要が無ければ断りましょう。
昼食のため上陸した島には不思議な柱のオブジェ。昔あった「椰子の樹教団」とかいう新興宗教団体の本部だったみたい。
ミトの散策雑風景
ミトはメコン河島巡りクルーズ以外はあまり観光資源はありません。
あとは街の北東にある永長寺という巨大布袋像があるお寺ぐらいかな。
のんびり散策すると楽しいです。それ以外することがありません(笑)。
地図の赤い線が歩きまわったところ。徒歩圏内ですがバス・タクシーなどほとんど見ないので歩くしかありません。
あちらこちらに仏教寺院があるが、中国道教のお寺もある。やはり人気は関帝(関聖帝)で『三国志』の主要登場人物である武将・関羽が死後に神格化された姿。
街の北東にある永長寺(ヴィンチャン寺)は中国・フランスの様式を取り入れた建物。1849年に開山し、現在は僧侶の修行の場だとか。観光客も多いですけど。
ベトナムは知られざるコーヒー大国。コーヒー豆生産量はブラジルに次ぐ世界2位。フランス仕込みの深煎りコーヒーを独特のドリップ器具で抽出します。
ベトナムの美味しい物のひとつがコムタム。ニュクマムベースのタレに浸けた豚肉を炭火で焼いた焼き豚定食。店頭で煙をあげながら焼いています。シンプルながら美味!
サイゴンに戻ってきました
2024年(令和5年)3/24(日)
ミトからサイゴン(ホーチミン)までは60キロ程度で近い。でも市内に入ると渋滞があるので2時間くらいかかりました。バス料金は100千ドン=¥600。
ミトから乗ってきた中距離バスは、郊外のバスターミナルを通り越してホーチミン市内まで行ってくれた。ただバス会社営業所で降ろされたので位置が不明。近くのバス停をみるとベンタイン市場に行く路線があったので、それに乗って宿屋街へ。
ベンタイン市場から500mほど南西、ファングーラオ通(公園側)とフィビエン通に挟まれた一角がバックパッカー御用達の宿屋街です。中級から安宿までありますが、ロケーションが良くて、リーズナブルで、設備も悪くない人気の宿が Hotel Thao Nhi 。1泊350千ドン=¥2100でこの条件なら超オススメ。このあたりの宿は狭いビルの上階にまで部屋があるが、階段のみが多いなかエレベーターがあるのも得点が高いのだ。
ベトナムの地方都市は市内バスがほとんど無いが、大都市ホーチミンは路線が多くて便利。運賃も¥30~¥40程度で安い。ただ車掌に行先を言って払うのだが、ベトナム語は発音が難しくて地名も通じないことがたびたび。ベトナム語を書いて見せるのが確実です。同じ状況は中国でもあったな。
2024年(令和5年)3/26(火)
今日で旅も終わり、マレーシアに帰ります。ベンタイン・バスステーションから152番の市内バスで40分くらいでタンソンニャット空港に着きます。運賃5千ドン=¥30ですので、市内⇔国際空港間の移動としては世界屈指の安さかな。
22日間の旅の費用です(日本円に換算したもの)
クアラルンプール⇔ホーチミン往復航空券(2人分)¥24025
クアラルンプール市内⇔KLIA2往復(2人分)¥1984
ベトナム現地滞在費 ¥86291
総計 ¥112300 ÷22日間で 1日平均 ¥5104(2人分)
安い!やはり航空券の費用と物価の安さ and 観光していないのが大きいです(笑)
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