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海外旅行記NO49 アメリカの国立公園 と巡礼『大草原の小さな家』➂デヴィルスタワー編

 イエローストーン国立公園を出てワイオミング州を東に進みます。とりあえず国定公園のデヴィルスタワーに向かいましょう。その後90号線から29号線に入り、ミシシッピ川沿いを南下してローラ・インガルス・ワイルダー終焉の地を目指します。
 ひたすらドライブになりますが、所々で観光しながら進みました。

目次

最初の町がコーディ(Cody)です

 2014年(平成26年)8/3(日)
イエローストーン国立公園を出て東へ。今日はジレットという街まで行きたいと思います。

地図1
最初の町コーディまで81マイル(134Km)2時間半で着きました
橋
イエローストーン湖の橋を渡る
バッファロー
バッファローともお別れ
ペリカン
ペリカンいました
シンメトリー
湖水に森林がシンメトリー
山道
山道を下っていきます
スピード45
最初の町コーディに近ずく、人里の気配が
コーディの町
基本アメリカの町は平べったい、土地はあるので高層ビルなんて建てません
バッファロービル
バッファロー・ビル記念館

 人口9000人ほどの田舎町だが、有名な物がひとつあります。町の創始者ウィリアム・F・コーディの別名がバッファロー・ビル
 アメリカの開拓者であり「ワイルド・ウエスト・ショー」の興行で西部を紹介したことで知られます。町の名も彼の本名からとられました。

オールド・トレイル・タウン1

オールド・トレイル・タウン( Old Trail Town )

見取り図
配置図です

コーディの郊外にある野外博物館。
歴史家ボブ・エドガーにより集められた1879年~1901年にかけて建てられた28の建築物を中心に展示されています。
 アメリカ開拓時代を象徴する古民家や商店、酒場などが興味深い。『大草原の小さな家』の世界だな。

オールド・トレイル・タウン2
移築木造家屋が並ぶ
開拓者
開拓者の家
雑貨店
雑貨店
雑貨
雑貨店の商品も当時の物
酒場
1888年に建てられた酒場
先住民の
先住民の資料
オールド・トレイル・タウン3
1967年にオープン
入場料$8(¥824)でした

山を越えてジレット(Gillette)へ

 コーディを出てからは田舎道をひた走るのみ。途中での山越えが唯一の変化。

買い出し
ウォルマートで買い出し
センターピボット
センターピボットがあった

 全米一のスーパーチェーンだけあってウォルマートはどこにでもある感じ。人口1万人に足りないコーディにもあったので買い出し。でも、お惣菜類はフライドチキンやマカロニサラダがあるくらいで、基本は保存食の店だ。

グレーブル
グレーブルの町を通過すると山脈が見えてくる

 ビックホーン山脈を越えます。モンタナ州からワイオミング州にまたがる250Kmの山脈で3000m級の山々が連なる。ロッキー山脈の一部みたい。

アメリカっぽい
なんかアメリカっぽい景色
山道2
どんどん山道を登る
山頂
山頂は岩山だらけ
分水嶺
峠の分水嶺
デイトン
山を下りるとデイトンという街
90号
高速90号線に入ります
標識
目的地まであと少し
モーテル
安い宿が無くて$92(¥9373)のモーテル
一週間ぶりのベットです

 コーディの野外博物館を見る以外は、ほとんど走るだけ。350マイル(560Km)ほどの走行距離ですが、こんなの当たり前の日々になります。
 アメリカはヤード・ポンド法の国なので車関係はマイル表示。1マイル=1.65Kmです。

冷凍食品1
冷凍食品セールで$1くらい
冷凍食品2
すごく安かったけど美味くはない

 アメリカのスーパーやコンビニは基本的に保存食売り場です。日本のようなお弁当、お惣菜類の販売はほぼ無し。あってもフライドチキン、サラダ、ホットドックぐらい。
 電子レンジのある宿だったので冷凍食品弁当?を買ってみたが不味い。

デヴィルスタワー( Devils Tower )がすごかった

 2014年(平成26年)8/4(月)
 本日も沢山は走ります。ほぼ唯一の観光が朝一で訪れたデヴィルスタワー。その後サウスダコタ州に入り、ラピッドシティを経て終日走りましたがサウスダコタ州を抜けられません。アメリカの州は広大だな。
 ちなみにアメリカ国内には4つの時差があります。そしてサウスダコタ州内では東西で30分の時差がありました。そんなに細かく分ける必要があるのか?

地図2

 ジレットからほど遠からぬ所にあるのがナショナル・モニュメント(国定公園)デヴィルスタワー。2億年まえの火山活動で固い溶岩が塊になって突出し、巨大な岩が山のようにそびえる特異な景観。
 トラタロウの世代はs・スピルバーグ監督のSF映画『未知との遭遇』を封切で見ています。そこに登場したデヴィルスタワーに驚愕しました。よもや実在の地形とは思いませんでしたね。

標識2
ジレットから田舎道に入ります
田舎道
アメリカの田舎道は何も無い、畑・牧草地ぐらい
デヴィルスタワー1
やがて彼方に特徴的な姿が見えた
デヴィルスタワー2
デヴィルスタワーです
入口
国定公園入口入場料$10(¥1030)
デヴィルスタワー3
ほぼ垂直にそびえる巨大な岩
熊
先住民の伝説だと熊がひっかいてできました
岩頸
岩頸の成り立ち

 デヴィルスタワーは固い溶岩が突出してできた岩頸(がんけい)という火山現象。
 静岡の烏帽子岩、スリランカのシーギリア・ロックなど世界の奇岩が仲間です。

 デヴィルスタワーの高さは麓からだと386m、頂上は91m×55mの広さがあり、様々な動植物が暮らす特殊な環境を保っています。
 柱状節理という垂直方向の割れ目が特徴。溶岩が冷える時に収縮してできました。北アイルランドのジャイアント・コーズウェイや福井県の東尋坊が観光地として有名ですね。

デヴィルスタワー5
見る位置でその表情が変わります
タワートレイル
一周約2kmのタワートレイルを周る
GoogleMapの画像です
デヴィルスタワー6
年間40万人もの観光客が来ます
デヴィルスタワー7
4千人のクライマーも来ます
ここ登るの?
広大な
周囲は広大な平地、でも標高は1100m以上あります
クライマー1
頂上を目指すクライマーいました
クライマー2
登るコースは300以上もあるとか
デヴィルスタワー8
奥の展望台、のしかかるようにそびえています
写真で見てもすごいが、実物は想像を絶する迫力があります

ラピッドシティ(Rapid City)に寄ってみた

 ラピッドシティはサウスダコタ州西部の中心都市。周辺に多くの見所があり観光の拠点となる街。一度ミズーリ州まで行ってここに戻る予定なので観光はしないが寄ってみた。

バイク1
デヴィルスタワーの駐車場や周辺道路は
バイクだらけ。
バイク2
なんだかバイクのラリー(大会)
が開催されているようだ
干し草1
牧草地に点々とする円柱は?
干し草2
巨大牧草巻でした
ラピッドシティ1
ラピッドシティの中心部
アイスクリーム1
アイスは$3(¥310)
安くて、美味しくて、盛りがいい
アイスクリーム2
アイスに群がる少女たち
カレー
カレーとチャパテイのセット
かつてないほど不味かった
大統領
歴代大統領の像があるダウンタウン
バイク3
街の周辺もバイクだらけ

 シアトルとボストンを結ぶ高速道路が90号線。これに乗ってサウスダコタ州を縦断します。

ミシシッピ川
ミシシッピ川を越えました。
コーンパレス1
ミッチェルの名所コーンパレス

 途中の休憩所でミッチェルという町にコーンパレスなる建物があると知ります。トラタロウは知りませんでしたが、同行者の子供時代の地理資料集に載っていたとか。
 本日はこの街で宿泊して、翌朝見に行くことにします。
 本日は454マイル(726Km)走破。

サンドイッチ
肉とパンの厚さがおなじくらい

 $66(¥6884)のモーテルに宿泊。

 近くのファストフード店でトリプルスタッフというビーフ、ターキー、ベーコンの3種類入りのサンドイッチを注文。
 $7.69(¥792)と安いのに肉類の盛りがすごいのに驚いた。
 

これがミッチェル(Mitchell)のコーンパレス

 2014年(平成24年)8/5(火)
 コーンパレス(Corn Palace) とは何ぞや? トラタロウも知りませんでしたが、1892年にミッチェルに造られた建物で、外壁がトウモロコシの穂軸で作られた壁画で飾られています。
 朝ここに寄ってから出発します。
 

モーテル1
モーテルの部屋、ここはなかなかキレイ
モーテル2
ここはセルフの朝食つき
ワッフルメーカー1
お気に入りはワッフル
ワッフルメーカーで自分で焼きます
生地を注いでフタ、自動で焼いてくれます
ワッフルメーカー2
これがワッフルメーカー
コーンパレス2

 これがコーンパレスです。でも8月末の収穫祭に向けて改装中。壁画もあまりないし、丸屋根も降ろされていました。初代コーンパレスは木造だったが、これは現代建築。

 ※ コーンパレスのHP に移動します

壁画1
完成した壁画、色違いのトウモロコシ
の穂軸でできている
壁画2
これが壁画の基盤、原画にそって
穂軸を釘で固定して作ります
新作
これが今年の新作、完成予想図
内部
内部はスポーツ、コンサート、展示
などの複合施設
土産物
お土産物もトウモロコシ
コーンパレス4
歴代コーンパレスの資料を展示
農業関係の展示もあります
コーンパレス5
壁画は1948年から始まったとか
トウモロコシ
近くの商業施設もコーンだらけ

      わかるかな世界の「三大穀物」
 世界の「三大〇〇」という表現がよく使われます。2つはすぐ思いつきますが、3つめは何だったかな? という事があります。
 では、「三大穀物」は何でしょう? 小麦、米はすぐ出ますが、3番目のトウモロコシはすぐでない方も多いでしょう。理由としてはトウモロコシは人が食べるより、飼料に使われる事が多いからですかね。でも生産量は10.3億トンで、小麦(7.4億トン)、米(4.8億トン)より多いのです。
 そのかなりの部分を生産するのがアメリカであり、特に生産量が多い北部諸州をコーンベルトと呼び、その中心がサウスダコタ州です。

トウモロコシ2
広大なトウモロコシ畑が続く
トウモロコシ3
飼料・加工用なので完全に成熟して
固くなる9月が収穫最盛期

オマハ(Omaha)までひた走ります

地図4

 10:30ミッチェルを出てスーフォールズでインターステート・ハイウェイ29号線にはいります。州間高速道路と訳されるアメリカの高速道路は、偶数番号が東西奇数番号が南北を結びます。
 日本の高速道路と一番違うのは料金無料ということ。ただ田舎の州だと休息所があってもトイレぐらいで、店とか無いですね。
 

ハイウェイ
広い道路で快適に走れます
スーシティ1
スーシティのダウンタウン
スーシティ2
あまり観光化はされていないみたい

 途中にある都市スーシティに寄ってみる。車の駐車に不便なダウンタウンはあまり栄えていない。

ハイウェイ2
環状線に入ります

 高速道路からオマハの環状線に入り市内へ。今日は無理せず明るいうちに宿($47=¥4869)を取ります。
 本日の走行は284マイル(469Km)。
 オマハは帰りに寄るので、今日は観光もせず、スーパーに買い出しのみでした。

冷凍食品1
サンドイッチ(下)やインスタント物
マルちゃん焼きそば
マルちゃん焼きそば、かなり普及している

カンザスシティ(Kansas City)経由スプリングフィールド行き

地図4
地図だと少しだけど700kmは
東京ー倉敷ぐらいの距離

 2014年(平成26年)8/6(水)
今日で目的地のミズーリ州スプリングフィールドに到着予定。
 途中のカンザスシティに興味深い博物館があるので寄ってみました。
 この日の走行は426マイル(703Km)、連日イヤと言うほど走っているのに、なかなか目的地に着きません。アメリカ広い!

シェリフ
シェリフのパトカー
カンザスシティ
街の中心部、ミズーリ側
地図6
州境は直線です

 このあたりで有数の大都市カンザスシティに着きました。当然カンザス州にある都市と思っていたら、街はカンザス州部分と隣のミズーリ州部分にわかれていました。前者は人口15万人、後者は46万人とミズーリのほうが優勢。ひとつの都市が2つの州に分かれているなんて不思議。問題はないのか?

アラビア蒸気船博物館(Arabia Steamboat Museum)

Arabia1
ガイド付きで見学、入場料$16(¥1618)

名前だけでは???の博物館ですね。
蒸気船アラビア号は1853年に建造された貨客船で、ミシシッピ川の交易で活躍していました。1856年に沈木と衝突して貨物もろとも沈んでしまいますが、1988年に発見・発掘されました。船体だけでなく開拓時代の交易品が大量に発掘され、当時の生活を知る貴重な史料となります。

アラビア号
在りし日のアラビア号
発掘1
ミシシッピ川から離れた農地で発見
発掘2
農閑期に発掘されます
発掘3
船体が見つかりました

 アラビア号は全長54m222トン積載量45トンの外輪型蒸気船です。
 ミシシッピ川から800m離れた農地の地下14mで発見されました。百数十年のあいだに川の流れが変わったのです。
 土の中に埋まっていたことで保存状態は良好でした。出土した大量の交易品が展示されています。

艤装
エンジンや艤装も引き上げられた
出土品1
鍋など金物類
出土品2
樽など木工品も残っていた
出土品3
パイプの頭とマッチ
出土品4
皮製品すらあった
出土品5
鍵や金属製品
出土品6
展示品の多くはクリーニング作業を
ほどこされた物。発見当初はの
状況はこんな感じ。
カンザスシティ2
小さな市場がありました
ハイウェイ3
49号線で南下

 カンザスシティからスプリングフィールド方面に向かうIS49号線に乗ろうとするが、初めての大都会で迷いまして大混乱。
 20:00にスプリングフィールドに着きローカルモーテル$45(¥4665)に宿泊。
 明日はローラ・I・ワイルダーが最後に住んだマンスフィールドに行きます。

モーテル3
町の入り口の宿
モーテル4
部屋はシンプル

夕食はビュッフェ(バイキング)の店。$10(¥1030)程度でいろいろ食べられてお得です。

ビユッフェ1
夕食はバイキングの店
日系なのか?この名前
皿1
シーフード物もありました
皿2
イカ(右下)があるのは珍しい
皿3
寿司です、日本には無いネタも
皿3
豆腐とワカメの味噌汁
皿5
デザートは変わりばえしない物
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この記事を書いた人

 トラタロウは元世界史・地理の教員です。授業のネタにするため毎夏・冬休みにバックパッカーとして海外旅行に出かけ、83ヶ国を訪れました。旅行情報や旅ネタ、海外食生活を紹介していこうと思います。
 2022年(令和4年)末よりマレーシアに移住しました。クアラルンプールに住み、姉妹ブログ『KLダイアリートラタロウ』を作って、移住やマレーシアの情報を発信しています。よろしかったらご覧ください。
https://www.logrecodocu.website/
 
 

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