再びタイに戻り、まだ行ったことがなかったアンパワーとダムヌンサドゥアックの水上マーケットを見に行きました。ついでに有名になった折りたたみマーケットも見に行きます。
※ 1タイ・バーツ=¥3.6 で計算
トップ画像はダムヌンサドゥアックの水上マーケット
メークロン(Maeklong)の折りたたみ市場へ行ってみた
ヤンゴン市内から空港へ最安値の行き方
2020年(令和2年)1月3日(金)
夜明け前に宿を出て、スレーパヤー近くの市バス乗り場へ。空港行のエアポートシャトルバスがあり、ありがたいことに500チャット(¥37)で空港に行けてしまう。4:05にバスが来て乗車、早朝で道路もすいているので30分で着いてしまった。
ヤンゴンのエアポートシャトルバスを紹介するブログ に移動します
※バス停は下記の地図で、スレーパゴダの北 Sule(Myodaw Khan Ma)ですが変更の可能性もありますので、現地で最新の情報を確認してください。
8:05発 NOK AIR(タイのLCC) のフライトを待っていたら一機の飛行機が近づいてきた。その機首を見て大笑い。NOKはタイ語で鳥を意味するが、この会社の機体は全部この装飾みたい。
バンコク・ドンムアンまで1時間半、¥5500のフライトでした。
ドンムアン空港からまたBMTA BUSで北バスターミナルへ。行き方は。
海外旅行記NO61 タイの遺跡・水上市場とクーデター前のミャンマーを往く①スコータイ編 に記述してあります。
バンコクからアンパワーへの道
バンコクから今晩の宿泊予定地、水上マーケットのあるアンパワーに行きます。北バスターミナルは長距離バス用ですので、アンパワーに行くには、向かい側にあるチャトチャック・ミニバスターミナルに行きました。ここで中距離交通手段のロトゥー(ワゴン車使用)に乗ります。
アンパワーまで1時間40分、100バーツ(¥360)。ところが着いた場所はアンパワーの雰囲気無し。運転手に聞くと、そこのローカルバスに乗れとのこと。どうもアンパワー行の便ではなく、その近くのメークロン行きにのせられたようです。
ローカルバス10バーツ(¥36)、15分でアンパワーに着きました。
※アムパワー と アンパワー 2つのカタカナ表記があるようですので、本ブログではタイ国政府観光庁の記述に基づきアンパワーに統一します。
アンパワーへの交通手段を紹介するブログ に移動します
折りたたみ市場の電車通過を見ます(動画付き)
アンパワーの宿に荷物を置き、ソウテンで15分、10バーツ(¥36)でメークロンに戻る。
鉄道はあるが、ただの田舎町メークロンがある現象で有名な観光地に変化しました。
メークロンの市場です。暑い日差しを避けるため天幕に覆われたどこにでもある市場。
でも足元を見ると…線路が見えます。そう、この市場は線路沿いの土地に勝手に作られた市場でした。当然電車は通ります。
そろそろ時間です。店の人が日よけを畳み、線路横の商品を撤去。観光客はカメラやスマホの撮影を準備します。
すっかりきれいになった線路上に電車がやって来ました。ここはタイ語で「タラート・ロム・フープ」…傘を閉じる市場、と呼ばれています。電車が通過するたびに傘のように畳まれる天幕の様子が話題となり、これを見るため大勢の観光客が来るようになりました。
※動画(68.3MB)、市場をスレスレに通る電車です。
メークロン・折りたたみ市場への行き方 を紹介するサイトに移動します
もともと国有地だった線路沿いに不法市場ができて、電車通過のたびに天幕の移動が行われていました。やがて各国のTV番組でこの様子が紹介されたことから観光客が増加。
今ではバンコクからツァーが組まれるくらい有名になりました。
バンコクから鉄道でメークロンにも行けますが、途中でメークロン線に乗り換える必要があるのと、便が少ないので結構時間がかかるようです。
メークロンへの行き方やツァーを紹介 するサイトに移動します
街もちょっと歩いてみよう
アンパワー(Amphawa)の水上マーケットです
ライトアップされた夜の水上マーケットを散策
多くの河川や運河がはりめぐらされたタイの稲作地帯は水上交通が重要であり、かつては小舟に商品を積んだ商人が集まる水上マーケットが普通に見られた。近年減ってゆく水上マーケットを文化として保存し、観光資源として活用するためバンコク周辺でいくつかの名所が生まれました。
アンパワーもその1つですが、外国人観光客が多いダムヌンサドゥアックと違いタイ人観光客の訪問が多く、ローカル色あふれる観光地となっています。金土日の夕方~夜間にマーケットが開かれるが、特に夜はライトアップされて楽しい。
そして露骨な外国人料金のダムヌンサドゥアックと違い、ローカル価格の物が多くお得感があります。蛍クルーズやお寺巡りクルーズは驚異的なお値段!
アンパワー水上マーケットを紹介するブログ へ移動します
夜の蛍クルーズに行く。宿が運河に面しており、直接船に乗れるのだ。1時間ほどのクルーズだが、暗すぎて蛍の撮影は難しい。フラッシュをたいても樹木や草が写るだけ。
料金は1人60バーツ(¥216)とローカル価格だ。
ご出家も船で托鉢水の街、朝の街を歩く
2020年(令和2年)1月4日(土)
アンパワーの朝。観光客もまだ来ない静かな水辺の街の早朝。僧侶の托鉢も船で行う。
メークロン川をボートで行くお寺巡り(動画付き)
水辺にある5ヶ所の寺院をボートで巡るツァー。メインは菩提樹に覆われたワットバーンクン寺院(Wat Bang Kung)。2時間ぐらいのツァーだが1人50バーツ(¥180)とローカル価格。
7ヶ所めぐるツァーもあるが、いずれもワットバーンクン寺院に行くかは確認したほうが良い。
5ヶ所のお寺を巡るが、最初に行ったアンパワー対岸のお寺とメインのワットバーンクン以外のお寺は名称不明。チケット売り場に案内があったかもしれないが、あまり有名じゃない所はチェックしてなかった。
ワットバーンクン寺院
アユタヤ朝時代に建立されたが、一時放棄され密林に眠っていた寺院。菩提樹のツルがからまった状態で保存されており、アンコール遺跡群のタ・プローム遺跡みたいと評判。
タイ国政府観光庁・ワット・バーンクン 紹介のサイトに移動します
※ 動画(24.5MB) 上の楽団の音楽、短いですが雰囲気をお楽しみください。
上の地図で動物園となっているが、お寺の境内に様々な動物が飼われていた。エサを買ってあげることもできる。
ダムヌンサドゥアック(Damnoen Saduak)の水上マーケット
アンパワーからダムヌンサドゥアックに移動
アンパワーからダムヌンサドゥアックは近い。でもソウテンなどの現地交通手段で行こうとしたらけっこう手間がかかりました。まずアンパワーからダムヌンサドゥアックへの直行便は無いので、一度メークロンに行き(反対方向になります)、ダムヌンサドゥアック行きに乗り換え。ダムヌンサドゥアック近郊に着くのでトゥクトゥクで水上マーケットへ。
アンパワーからトゥクトゥクを頼んでダムヌンサドゥアックの水上マーケットに直行したほうが良かったですね。
ダムヌンサドゥアックの水上マーケットは朝から14:00ぐらいまでなので、着いたらすっかり終わっていました。アンパワーと違って夜市もありません。ここで一泊して明朝水上マーケットを見ます。
水辺の街を散策します
2020年(令和2年)1月5日(日)
まだバンコクからの観光客も来ない早朝、運河ぞいの道を散策します。運河沿いに民家が並び木造の通路でつながっています。
水上マーケットを見に行きます
8:00くらいからバンコクからやってきたツァー客が増加。小舟に乗って水上マーケットを周りますが、ここは造られた感が強くてちょっと好みではありませんでした。バンコクから近いので外国人観光客が多く、価格も外国人向け。おまけにここはぼったくりボートでも有名。
※ ダムヌンサドゥアックへの行き方とぼったくり注意情報のブログ に移動します
バンコク行きロットゥーに乗り、120バーツ(¥432)、11:00に出てミニバスターミナル・チャトチャックに12:40に着きました。
バンコク(Bangkok)のフードコート巡り
今晩深夜便で帰国予定。半日くらい時間はありますが、何回も来ているバンコクで観光する気も起きないので、行ったことのないモールでフードコートをのぞきました。
ちなみにバンコクは対外的な名称で、タイ人はクルンテープ(天使の都)と呼びます。クルンテープも省略した名称で、正式には落語の寿限無くらい長い。
※バンコク正式名称を紹介する 在京タイ王国大使館のHP に移動します
J J モール とチャトチャック市場
チャトチャック市場は常設店舗もあるが、土日のウィークエンドマーケットでは15000以上の店が開く巨大マーケット。ひと回りするだけで大変。
※ チャトチャック市場を詳しく紹介 するサイトに移動します
サイアム・スクエアとMBKセンター
バンコクを代表する繁華街サイアム・スクエアにあるサイアム・センター、サイアム・パラゴン、サイアム・スクエアというサイアムモール御三家が有名。その近くにはMBKセンターというちょっとローカルなモールがあります。
タイは王制で紙幣やコインの肖像は王様です。プミポン前国王(ラーマ9世)は、現在のタイの繁栄をもたらした国王として、大変尊敬されていましたが、2016年、在位70年、88歳でお亡くなりになりました。
現在ワチラロンコン国王が10代国王位を継承されてますが、色々あって人気は…どうなのかな?
高級指向のサイアム御三家に対し、小さな店舗が2000軒も入っているMBKセンター。
ローカルなお土産物がリーズナブルに入手できる場所として、観光客にも知られている。
以前からタイでは日本食人気の傾向がありましたが、今回日系飲食店の増加が加速しているのを感じました。台湾に迫る勢いで日本食店が増えており、かつ現地化した日本食が増えています。
※ 日本食のローカライズのコンテンツ に移動します
17日間の旅の収出(1人あたり)
タイ・名古屋往復航空券…¥35000
ヤンゴン・バンコク片道航空券…¥5500
滞在費…¥35891
自宅・空港往復…¥2650
合計…¥79041
※ 基本物価の安い国(特にミャンマーは)でしたので、安くあがりました。
1日あたり¥4649ですね。
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