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世界のB級グルメ/28 麺類事情 in インドネシア

ジャカルタはチャイナタウンの麺屋

 現地食探求はバックパッカーのたしなみ。世界のB級グルメを紹介します。今日のお題はインドネシアの麺類・ヌードル事情。東南アジア諸国はそれぞれ独自の麺文化を持っていますが、その源は中国の麺です。特にインドネシアの麺類は中国の影響が強いのですが、国民の9割近くがムスリム(イスラム教徒)で中華料理で多用される豚肉は使えません。ハラール(ムスリムが飲食可の食品)化したインドネシア麺類を紹介します。
※ 紹介する麺類は2025年8月にジャワ島で食べた物です。
※ 屋台・ローカル食堂、お菓子、スナック、飲料などは別項目で紹介する予定。
※ 屋台・ローカル食堂は衛生面で問題がある所もあります。行かれる際はご自分で判断してください。

今回のインドネシア旅行記はこちら
海外旅行記NO66 インドネシア(ジャワ島) ①スラバヤ、マラン編 に移動します
他のインドネシア食品紹介はこちら
世界のB級グルメ/27 屋台・ローカル食堂飯 in インドネシア に移動します

目次

インドネシア麺料理の特徴

 トラタロウはリタイア後、2022年末からマレーシアクアラルンプール(KL)に住んでいます。マレーシアとインドネシアはイスラム教国であり、民族・言語・文化が非常に近い兄弟国です。
 ただ麺文化に関しては全然違いました!

 マレーシアの華人(中国系)は人口の23%もいて、経済力もあるためムスリムがほとんどのマレー系と交わらない独自の文化圏・居住圏を作っています。
 華人の麺類は中国伝統の物で、豚肉・酒類もバンバン使用。このためマレー系は近寄ることもしませんで、ラクサミーカレーといった独自のハラール麺文化を作っています。
 

中華フードコート
華人しかいないKLの中華麺コーナ

※ 婚姻により華人・マレー系の文化がミックスされたプラナカン文化もあり、ニョニャ料理というジャンルも生まれました。でも豚肉は使うので華人文化寄りです。

 インドネシア人の多くはマレーシア人と同じくマレー系民族でムスリムです。ところが料理に関しては中華物を積極的に取り入れ、ナシゴレンバクソなど中国起源の物がインドネシアを代表する料理になっています。
 麺類も小麦粉や卵を使った黄色い中華麺が主流であり、その他の麺も華人が好む物と同じです。
 もちろん料理も麺類もハラール化されています。

油条
油条を揚げるイスラム教徒女性(ソロ)

※ 油条(ユーティアオ)は中国独特の揚げパン。豚肉・酒は使いませんが、マレーシアでは華人地区でしか作ってないのでマレー系は食べないでしょう。でもインドネシアではムスリムが作っていて驚愕!

 麺屋のメニューをいくつか挙げてみました。

メニュー1
ハラール保障付きのメニュー
メニュー2
下町の屋台麺メニュー

 ミー(Mie)やバクミー(Bakmi)は小麦粉製の黄色い中華麺。ビーフン(Bihun)やクイティアオ(Kwetiaw)は米製の白い麺です。
 麺の総称がミーですがスペルは Mie Mi があり、どちらでもOKです。

メニュー3
チャイナタウンの華人麺屋のメニュー

中華麺がメインのヌードル

 麺料理も色々ありますのでトラタロウ流に分類してみます。一番多く使われるのが卵を入れた黄色い中華麺。これを主に使う麺料理を集めてみました。
 大勢のお客に素早く提供する必要がある屋台料理が基本なので、茹で時間が長い生麺は使われず、加熱処理された物を買ってきています。

乾麵
乾麺の卵麺も売られる

① ミーゴレン ( Mie Goreng )

 ゴレン は「炒める」を意味し、ナシゴレン(焼き飯)と並ぶインドネシアの国民食。
 その特徴は
 ① 見た目は日本の「焼きソバ」みたいですが、ケチャップマニス(甘醤油)、サンバル(唐辛子味噌)、で味付けする甘くて辛い醤油焼きソバ。
 ② メインの具を変えることでバリエーション豊富。でも主流はアヤム(鶏)。
 ③ 付け合せはクルプック(エビせんべい)、目玉焼き、フライドオニオン、野菜酢漬けなど。
 ④ 具材、調味料、調理法がナシゴレンとだぶるので両方出す店が多い。
 マレーシア、シンガポールにも同じ物があります。

ミーゴレン1
基本のミーゴレン・アヤム
ミーゴレン2
市場で中華麺の量り売り
ミーゴレン3
屋台で常備されるは中華麺
ミーゴレン4
中華街だと豚肉入りもあります

② ミーアヤム ( Mie Ayam )

 麺 +鶏肉 という意味で「鶏そば」ですね。麺・鶏肉・スープを用意すればOKなので、スープ麺の中で一番ポピュラー。基本のスープはあっさり味の鶏スープ。麺・具とスープが別皿で出され、自分でスープ量を調整できる場合もあり。
 鶏肉は割いた蒸し鶏、味付け鶏肉、鶏そぼろ、鶏肉団子などで茹でた青菜が添えられる。全国どこでも食べられるが、地域により微妙な差異があるとか。

ミーアヤム1
鶏バクソ(肉団子)入り
ミーアヤム2
味付け鶏肉

③ ミーバクソ/ミーバソ( Mie Bakso /Mie Baso)

 バクソは牛ひき肉にデンプンなどを混ぜてつくる肉団子で、他の具材も入れたスープとして食べられる人気食品。
 これに麺を入れれば「バクソ麺」です。
麺は中華麺、ビーフン、春雨など店によって様々で、ミックスするのも普通。
 店頭に麺が置いてあるので自分で指定もできます。何も言わなければミックスかな。

ミーバクソ1
バクソスープ、豆腐や揚げ物も入る
ミーバクソ2
平中華麺
ミーバクソ3
春雨タイプ

 屋台だとインスタント麺を使うミーバクソがありますが、インドネシアでは普通。好みのインスタント麵を指定します。
 店によっては後入れトッピングが用意されています。自分で入れてお勘定の時に申告します。

ミーバクソ4
インスタント麵に入れてくれる
ミーバクソ5
テンペ、揚げ豆腐などのトッピング

④ バクミー ( Bakmi )

 インドネシアの華人は福建省からの移民が多かったので、食物にも福建語の影響があります。
 バク(Bak)は「肉」の福建語読みで、マレーシアの名物中華「肉骨茶」(バクテー)と同じですね。
 ジャワ島中部の古都ジョグジャカルタの名物ですが、チェーン店もあり全国で食べられます。スープ麺と汁なし麺の両方ありで、味付けは濃いめ。

バクミー1
ジョグジャカルタの有名店
バクミー2
専門店で食べてみた
バクミー3
具沢山のクリーミーなスープタイプ
バクミー4
焼きそばタイプ
バクミー5
チャイナタウンで和えそばタイプ

⑤ ミークア ( Mie Kuah )

 クアは「汁」なので「汁ソバ」です。
 具が鶏肉だとミーアヤムと区別がつきにくいが、スープはあっさりした塩・野菜味。
 なんだか覚えのある味だが、「サッポロ一番塩ラーメン」が近いです。

ミークア
クルプック付きのミークア

その他の麺

 中華麺以外だと多いのが米製の麺中国南部ベトナム・タイなどで生まれた米麺が広まっています。
 小麦製麺も中華麵の他にワンタン揚げ麺などのバリエーションがありますし、インスタント麵ラーメンも人気です。

フォーフン
米麺のひとつ河粉(フォーフン)
でも「馬鹿」って何よ?

① ビーフン / ミーフン ( Bihun / Mihun )

 漢字で書けば「米粉」で文字通り「米の粉」ですが、「米粉で作った食物」というニュアンスもあります。
 ビーフンは細いため乾麺からも戻しやすく、屋台では重宝する麺であり、様々な米麺の代表格。
スープでよし、炒めてよし、和えてもよし。
 ビーフンとミーフンの違いは、福建語北京語(共通語)の読み方の違いでしょう。
※ 似ていますが春雨とは違います。あれは緑豆やジャガイモのデンプンで作る麺です。

ビーフン1
乾麺でも売られている
ビーフン2
和えビーフン
ビーフン3
炒めビーフン

② クイティアオ ( Kwitiaw )

 米麺の中で一番太いタイプ。乾麺だと茹で時間が長いためか、蒸し麺で売られている。
 モチモチした食感で食べでがあるし、炒めるとケチャップマニス(甘醬油)がしみて美味。もちろんスープ麺でもいけます。
 マレーシアにもあるが、インドネシアの物よりさらに広めです。
 漢字では粿條と書き、福建や潮州で米製麺を意味しました。

クイティアオ1
袋入りの蒸しクイティアオ
クイティアオ2
クイティアオゴレンがオススメ
クイティアオ3
スープ麺にするとあっさり食感

③ イーフーミー ( Yi Fu Mie )

 漢字で伊府麺と書く福建・広東などの中国南方系麺。中華麺を揚げた物で具沢山の餡(あん)をかけていただくかた焼きそば。揚げ麺のパリット感、あんがしみた時の柔らか感など食感が変わるのが面白い。長崎名物皿うどんを考案したという陳平順氏も福建出身なので、皿うどんとイーフーミーは親戚関係ですね。

イーフーミー1
シーフードのイーフーミー
イーフーミー3
市販品もあり家庭でも作れる

④ パンシット ( Pancit )

 なぜかフィリピンでは麺を意味するらしいが、インドネシアではワンタン(雲吞)です。
 ワンタン・スープとして食べられる他、ワンタンメン( Mie Pancit )にもなります。

 皮だけ揚げたパンシットゴレンは他の麺類の付け合せにもつかわれます。

パンシット1
ワンタン・スープ
パンシット2
ワンタンメン
パンシット3
パリッと揚げられた皮

⑤ インスタント麺 ( Mie Instan )

 インドネシアはインスタント麵の年間消費量において中国に続く世界2位。でも中国とでは人口に差があるので一人あたりの年間消費量を計算してみました。年間消費量÷人口です。

1位中国(438億食÷14.3億人=31食)
2位インドネシア(147億食÷2.8億人=52食)
3位インド(83億食÷14.5億人=6食)
4位ベトナム(81億食÷1億人=81食)
5位日本(59億食÷1.2億人=49食)
データは世界ラーメン教会インスタントラーメントリビア の物です。
※ 消費量で5位以内に入っていませんが、韓国79食、タイ58食も1人あたりだと上位です。
 インドネシアが世界一かと思ったらまさかのベトナム。上には上がいました。

インスタント麵1
棚一面にインスタント麺が並ぶ
インドネシアのスーパー

 1人あたりのインスタント麵消費量では1位のベトナムですが、街中の屋台・食堂では名物のフォーブンは生麺で提供され、インスタント麺は見たこともありません。
 ところがインドネシアではインスタント麵が堂々と屋台・食堂で出されていました。卵や備え付けのオカズをトッピングできますので、けっこう豪華にすることもできます。

インスタント麵2
インスタント麵煮ています
インスタント麵3
トッピング沢山にしても¥150

 インドネシアにはワルミンド( Warmindo )という言葉があります。ローカル食堂を意味するワルン( Warung )とインスタント麺NO1のブランドであるインドミー( Indomie )を合体させた言葉で、インスタント麺を食べさせる専門店なのです。首都ジャカルタにはおしゃれなワルミンドがあると聞きますが、地方都市ではただの屋台ですね。

インスタント麵4
街頭のワルミンド
インスタント麵5
好きな麺を選んでね

 ワルミンドは屋台だけではありません。天秤棒(日本では死語だな)で材料・調理器具一式を担いだ移動ワルミンドも登場します。

インスタント麵6
天秤棒のワルミンド
インスタント麵7
Mie Sedaap のお皿だ

 ちなみにインスタント麵の最大手は Indofood社の商標 Indomie(インドネシアの麺の意) 、2番手は Wings Food社の Mei Sedaap(美味しい麺の意)。東南アジア各国でも売られています。

⑥ ラーメン( Ramen )

 インドネシアもマレーシアも首都には一風堂などの日系ラーメン店が進出しています。
 ただマレーシアはイスラム教国なのに豚骨ラーメンが中心で、これで客が来るのか?と思うレベル。それでもOKなのが客層を華人系に絞っているため。人口の23%を占める華人系は経済を握っており一番お金持ち and 都市では多数派(クアラルンプールでは人口の43%)。豚骨ラーメンで華人をターゲットにするだけで十分商売になるみたい。

 でも華人は3%と少なく、人口の9割近くがムスリムのインドネシアは事情が違いました。
 ① 豚骨ラーメンの店もありますが、増えているのがムスリムが食べられる鶏白湯などの鶏系。Toripaitanとそのまま日本語で呼ばれています。
 ② 日系ラーメン店の他に現地資本のラーメン店チェーンが広く展開していました。
 ③ 日本には無いメニュー(チーズラーメンとか)や提供方法が見られます。

ラーメン1
ローカルラーメン店のひとつ

 ローカルラーメン店のひとつ HARAKU RAMEN で食べてみました。驚いたのが、①茹で置きの麺を使用②スープがぬるい、こと。日本だったらこんなラーメン屋すぐ潰れます(激安ならわからんが)。
 でも①はインドネシア人あんまり麺のコシとか気にしない様子。②は暑い国なのでどこでも熱々のスープなんて出しません。という事で問題なし。

ラーメン2
茹で置き麺なのですぐ出せる
ラーメン3
自分で追加トッピングを選ぶ

 注文方法は調理カウンターの前で好きなラーメンを頼むだけ。丼にスープ、茹で置き麺、トッピングをセットするだけなので待つまでもなくできます。レジに行くまでの通路に追加トッピングがあるので、必要なら小皿に取るというどこかのうどん屋みたいなシステムでした。

ラーメン4
鶏チャーシュー麺
ラーメン5
唐揚げトリパイタン

 麺のコシの無さとぬるいスープに目をつぶれば、鶏白湯は豚骨に負けないほど濃厚。鶏チャーシューも美味でした。なにより一杯¥300程度という価格で文句が言えない。
 インドネシアのラーメンはハラール化ローカライズで新しい境地に達しつつあるのかな。
 ちなみに近年丸亀製麺が進出。UDON はインドネシアに受け入れられるのか、ローカライズされていくのか興味がわきます。
 

Ramen6
地元民でいっぱいの店

番外編 インドミーの和風ラーメンを食べてみた

 インドネシアのインスタント麵大手 Indomei 「和風ラーメン」なるインスタント麵を出しています。ひとつ買って帰ったので食べてみました。
 パッケージには TORIKARA (鶏唐揚げ風味?)と MECHAKARA (めちゃくちゃ辛い?)という文言。当然ハラール食品です。一袋¥50ほどなので他の製品より高めで PREMIUM COLLECTION とあります。

中には乾麺・粉末スープ・香味油

 作ってみましたが香味油を入れたら仰天! いかにも辛そうな雰囲気満載となりました。
 食べてみるとすごく辛く MECHAKARA の文言は正しい。ただ辛すぎて鶏唐揚げの風味など感じません。ラーメンを初めて食べるインドネシア人がこれを食べたら、和風ラーメンという物が誤って伝わりそうです。

パクチーと卵をトッピング
ちょっと変な日本語の宣伝文

 麺は太目で歯ごたえを残して作れますし、辛すぎるのを除けばスープも悪くない。マレーシアでもインドミーは売られていますが、これがあったら買ってもよいレベルです。ただ次に作る機会があったら香味油は半分しか使いませんね。

ご当地ヌードル

 インドネシアはインドネシア語マレー系民族イスラム教を核としていますが、民族も多く島国なので各地に独自の文化も成立しやすい国。麺類もご当地麺がいろいろありますが、今回訪れたジャワ島で食べたご当地麺を紹介します。

① ミーヤミン ( Mie Yamin )

 ジャワ島西部北側の海港都市チルボン( Cirebon )の名物麺。グーグルマップで検索すると沢山の店がヒットしました。

ミーヤミン1
店は大通り沿いに多い
ミーヤミン2
看板にも MIE YAMIN の文字

 中華麺を使った和え麺の一種で甘味のあるタレが特徴。スープもあるが基本別皿で提供されます。スープにはバクソや豆腐が入れられ食べ応えも十分。

ミーヤミン3
けっこうなボリューム
ミーヤミン4
甘ダレを配合する

② ミーコクロック ( Mie Koclok )

 これもチルボンの名物で、ミーヤミンに負けないくらい店もあります。
 出てきた皿を見ると白い濃厚なスープがかけられた麺で、これクリームソースパスタ?と思ってしまう。実際は鶏ベーススープにココナッツミルクを加えた物ですが、パスタにも合いそうな感じです。
 具はゆで卵と揚げタマネギのみですが、濃厚なスープによく合いました。
 

ミーコクロック1
これしか出さない専門店
ミーコクロック2
パスタに見えてしまう
ミーコクロック3
濃厚スープが仕込まれている

③ ミーコチョック ( Mie Kocok )

ジャカルタにも近い大都市バンドン( Bandung )の名物。旧市街の市場通りにはミーコチョックの屋台が連なります。ビーフスープに中華麺ですが、分厚い牛スジ肉が入ってボリューミーな一品。

ミーコチョック1
コラーゲンが多そう
ミーコチョック2
市場で売られる牛スジ

④ ソトミー ( Soto Mie )

 Sotoは「スープ」を意味するので「汁ソバ」です。ジャカルタから電車で1時間の都市ボゴール( Bogor )の名物ですが、ほぼ全国で食べられる。インスタント麺のブランド Indomei の売れ筋商品にもなっています。

ソトミー1
左は中華麺、右はビーフンバージョン

 鶏スープにはこれでもかと具が投入されていました。鶏肉、牛スジ、春巻き、トマト、野菜類。
麺類ですがここにご飯を入れてナシソトアヤムとして食べるのも人気。

ソトミー2
ご当地麺を強調
ソトミー3
朝食に人気の店

 インドネシアの麺料理はミーゴレンぐらいしか知りませんでしたが、予想以上に各種の麺料理がありました。今回はジャワ島だけでしたが、いずれ他の島にも行ってご当地麺を紹介したいです。

 


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この記事を書いた人

 トラタロウは元世界史・地理の教員です。授業のネタにするため毎夏・冬休みにバックパッカーとして海外旅行に出かけ、83ヶ国を訪れました。旅行情報や旅ネタ、海外食生活を紹介していこうと思います。
 2022年(令和4年)末よりマレーシアに移住しました。クアラルンプールに住み、姉妹ブログ『KLダイアリートラタロウ』を作って、移住やマレーシアの情報を発信しています。よろしかったらご覧ください。
https://www.logrecodocu.website/
 
 

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