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世界のB級グルメ/20 単品物・スナック・お菓子 in スリランカ

鉄ヘラでコットゥを刻む料理人

 現地食探求はバックパッカーのたしなみ。世界のB級グルメを紹介します。今日のお題はスリランカの単品物・スナック・お菓子類。2024年7月、24年ぶりにスリランカに行きまして現地食を堪能しました。前回ローカル食堂での食事事情を紹介しましたが、今回はバックパッカーが体験したその他の食物を取り上げてみます。

目次

単品物

 日本には麺類・丼物・チャーハンなど栄養的にはともかくも、それ単品で食事になる物が多いですね。スリランカは単品物は少ないですが、いくつか代表的な物があります。

① コットゥ (Kottu 、Kothu)

コットゥ1
コットゥは「刻む」という意味

 食堂街に行くとカタカタカッカッというリズミカルな音が聞こえますが、これがコットゥを作る音。鉄板の上で素材を加熱しながら2枚の鉄ヘラで刻み・炒め・混ぜるのです。
 素材はチャパティのようなパンの一種ゴダンバ・ロティを細長く刻んだ物+野菜+チキン・ビーフ・魚・卵などのメイン。チーズを追加することもできます。

 出来上がった物はチャーハンとも焼きそばともつかぬ物ですが、まあ無難な味ですね。比較的新しい料理らしく、24年前にはみた覚えがありませんが、今やB級グルメの代表です。

コットゥ2
鉄ヘラは「コットゥピヒア」といいます
コットゥ3
チーズを入れると高いのです

② コットゥ・ストリングホッパー(Kottu String Hoppers)

 コットゥのバリエーションです。焼きソバ的な物をイメージして注文したら、細い麺が刻まれて出てきました。麺は明らかにスリランカの押し出し麺イディアッパムです。String Hoppersはその別名でした。
 細いのはともかく、刻まれているため麺を食べる感覚は微塵もありません。フライドヌードルというメニュがあったら注文前に麺の種類を確認しましょう。

ヌードル
今回一番がっかりした食品

➂ ブリヤーニ (Buriyani)

ブリヤーニ1
大衆食堂のエッグ・ブリヤーニ

 日本だとビリヤーニ(Biriyani) という表現のほうが有名ですが、インド~西アジアにかけて食べられる炊き込みご飯で、インド最後の王朝ムガール帝国(イスラム王朝)の宮廷料理として発展しました。使われる米・スパイス・具によって高級な物からリーズナブルな物に分かれます。

ブリヤーニ2
これはけっこう上級品

 大衆食堂とツーリストが入るような店では米の質からして全然違うので両方味わってみるのも良いでしょう。メインの肉類の種類・量も関係してきます。羊肉が一番高いようです。
 インドで似たような作り方をするご飯物にプラオというビリヤーニの簡易的な物があります。スリランカ大衆食堂のブリヤーニはプラオみたいな感じですね。

④ フライド・ライス (Fried Rice)

フライド・ライス
チキン・フライド・ライス

 チャーハンそのままです。粘りの少ないスリランカ米はチャーハンに向いているので美味しい。どこで食べてもハズレは少ない。
 値段はコットゥと同じくメインの具によって変わってきます。ヴェジチャーハンを頼んで、別にカレーや肉類を追加するのも好きです。
※ 魚はマール、卵はビッタラと言いますが、たいがいメニューは英語で書いてあります。丸いスリランカ文字で書かれても読めないのでありがたい。

④ バーガー類 (Burgers)

 コロンボならマックやバーガー専門店もありますが、地方都市だとローカル食堂に簡単なバーガーがあるだけ。具材も野菜コロッケみたいな物とレタス、ケチャップのみで、これだけで食事だとさみしいな。

バーガー1
このレベルなら満足
バーガー2
だいたいこの程度です

スナック類

 スリランカはスナック天国。ローカル食堂だけでなくバススタンド、駅、繁華街と人出がある所ならスナック類が売られています。種類もすごく豊富。物によっては激辛ですが。
 次の画像はローカル食堂のスナック盆。用意してある全部のスナックが載せられ、食べた分だけ支払う仕組み。

スナック
どれを食べるか迷います

① ロティ、ゴダンバ・ロティ(Godhamba Roti)

 本来は小麦粉生地の薄焼きパンですが、ここではその生地で具を包み鉄板で焼いた物。三角形と長方形がありますが具の区別をするためです。どこにでも売っている一番ポピュラーなスナック。
 具は「エラワル」(野菜カレー)、「ビッタラ」(卵)、「マール」(魚)など。

ロティ1
おにぎりより少し大きいサイズ
ロティ2
この形ならこの具、という全国的な
決まりは無いようです

 生地はは水分が多く手で伸ばせるレベルで、麺棒で伸ばすチャパティとは違います。マレーシアのロティチャナイムルタバに近い感じ。
 具を包んで鉄板で焼くが焼きたてはパリパリかもしれない。でも大量に焼いてケース内に置かれているのでしっとりした物しか食べたことがありません。

ロティ3
手で伸ばせるが技がいりますね
ロティ4
野菜カレーを包みました
ロティ5
こんがり焼いていきます

② ロールス (Rolls)

 軽く焼いたゴダンバ・ロティで具を包み、衣をつけて揚げた物。具や形はロティと同じで、三角形でもロールスと呼ぶらしい。揚げたてはすごく美味しいが、たいがいは冷めているのが残念。ロティと人気を二分しています。
 これも時々すごく辛い物があるため苦手な人は「スパイシー」か確認するのが無難。

ロールス1
いい揚げ色ですね
ロールス2
形成前のエッグ・ロールス
ロールス3
揚げている現場を見たら注文したい

➂ カトレッツ (Cutlets)

カトレッツ
ピンポン玉くらいです

 魚のすり身やチーズを入れたジャガイモなどに衣をつけて揚げます。
 Cutlets は英語ですが、日本では「カツレツ」と訛りました。「トン」(豚)の「カツレツ」が「トンカツ」の語源になります。
 ちなみにコロッケは仏料理クロケット(croquette)が語源です。

④ パティス (Patis)

パティス
時々激辛あります

 大きな餃子のような揚げ物。具はカレー味のジャガイモや魚すり身など。
 トラタロウが現在住んでいるマレーシアの国民食のひとつカリーパフ(Curry Puff)とほぼ同じ。マレーシアとスリランカはどちらも英・印の影響が強い国。イギリスのパイとインドのサモサがどこかで融合したのかな。

⑤ ウルンドゥ・ワデー (Ulundu Wadee)

 ウルンドゥ豆で作ったドーナッツ状の揚げ物。インドだとウラド豆ヴァダと呼びます。一見甘そうに見えますが、全然甘くなく香草や玉ねぎなどが入っています。食感はちょっとオカラ・ドーナッツぽいかな。 そのまま食べる他、カレーをかけて主食的にも食べられます。

ウルンドゥ1
甘そうに見えますが…
ウルンドゥ2
オカラっぽい独特の食感

⑥パリップ・ワデー (Parippu Wadee)

パリップ
これは小さいサイズ

 これも南インドと共通する豆粉の揚げ物ですが、パリップ(レンズ豆)を使います。豆粉の生地にレンズ豆の粒も混ぜて揚げますので、食感がカリカリしていて美味しい。冷めてもいけるスナックです。
 店や屋台によってサイズが小~中に分かれます。見たこと無いが大もあるかも。

⑦ サモサ (Samosa)

サモサ
ヒンドゥー教では揚げ物は浄とされる

 これぞインド直伝の三角形揚げ物。小麦粉の生地でカレー味ジャガイモを包んで揚げます。
 スリランカはインドに近いし、南インド系のタミル人が人口の18%を占める国。食べ物もインドの影響(特に南インド)を受けた物が沢山あります。
 

⑧ パーン類 (Paan)

パーン
中央にキンブラバニス、右にジャムパース

 パンのことです。主食として食べられる他に菓子パンがスナックとして人気。
 砂糖をまぶしたキンブラバニスは細長いその形から「ワニのパン」(ピヤナロール)と呼ばれます。ヤシ砂糖をアンにしたジャムパースもよく見ます。
 一番気に入ったのが食パンの焼きサンドイッチ・ヤシ砂糖入り。ヤマザキのあれを焼いたみたいな感じ。

パーン2
サクサクの焼きサンド

 スリランカのシンハラ語と日本語の数少ない共通点が「パン」。どちらもラテン系言語のポルトガル語由来。
 スリランカは1505年~1658年にかけてポルトガルの支配を受け、パンが伝わりました。その後スリランカを支配したオランダ・イギリスはゲルマン系言語なのでパンは「ブレッド」に近い音の単語です。
 

 西ヨーロッパの言語はラテン系とゲルマン系に大別され、同じ系統だと単語も類似します。パンの名称はこんな感じです。
ラテン系…「pão」ポルトガル、「pan」スペイン、「pane」(イタリア)
ゲルマン系…「bread」イギリス、「brood」オランダ、「brot」ドイツ

菓子類

 スリランカ人は甘い物も大好き。ヤシ砂糖やヤシ蜜を使ったお菓子が素朴で美味しい。インド系のお菓子も多いが、インドほど甘くなくて助かります。

① ワタラッパン (Watalappan)

ワタラッパン1
スリランカを代表するスイーツ
なのだが、手作り品はスが多い。
メーカー品なら大丈夫かな。

 ヤシ砂糖、ココナッツミルク、卵を使ったプリン。黒糖プリンみたいで絶対美味しいはず。
 ところが2回のスリランカ旅行で何回も食べましたが、いずれもスが入っていてあまり美味しくなかった。ス(鬆)が入るとは加熱のミスで空洞が生じ、食感が悪くなる現象。プリンの典型的な失敗例です。
 今回スーパーでメーカー品を見つけたので期待したら、すさまじいスの入りようでした。スリランカ人この状態が好きなのか? 信じられない。

ワタラッパン2
こんなにスの入ったプリン初めて見た
ワタラッパン3
インスタント物もありました

② カード (Curd)

カード1
普通に美味しいヨーグルト
シンハラ語はミーキリかな

 水牛ミルクのヨーグルト。キトゥルヤシ蜜(キトゥルパニ)をかけて食べるのが定番。
 あちらこちらで素焼き容器で売っているが、あまりの大きさに買うのをためらっていました。でも気づきます。容器が分厚いのでそんなに入っていません。400㏄ぐらいだと思うのでヨーグルト好きならペロリといけます。

カード2
屋台のヨーグルト売り
カード3
スーパーにもあるけど

➂ マスカット (Muscat)

マスカット
巨大な塊から計り売り

 砂糖、でんぷん、油脂、香料をベースに作るが、食感は粘りのあるゼリーという感じ。店によって違うが、当たるとフルーティな香りで美味しい。今回一番好きだったお菓子。
 インドではボンベイ・ハルワ(Bombay Halwa)などの名称で売られています。スリランカでの名称は発祥の地の名前らしい。

 トラタロウが住むクアラルンプールでも売っているので、時々買っています。
 日本でも業務スーパーで買えるみたい
 【業務スーパー】新商品ギーボンベイハルヴァがやみつきになる!バターオイルで作られたインド伝統のお菓子 に移動します

④ ドドル (Dodor、Dodol)

ドドル
日本人に向く食感かも

 ココナッツミルク、米粉、ヤシ砂糖、カルダモンがベース。ヤシ砂糖をカラメル化させるので真っ黒ですが、米粉を使うので「ういろう」のような食感。
 クアラルンプールのインド人物産展でも売っていたので、源はインドかも。
 作り方を紹介するブログがありました
カラピンチャKarapinchaドドル作り に移動します

⑤ パニ・ワラル (Pani Walalu)

 インドではジャレビ(Jalebi)と呼ばれるお菓子。小麦粉生地を円環状に絞り出して揚げ、揚げたてをシロップに浸けて仕上げます。

パニ・ワラル1
インドのジャレビ屋、中央にシロップ鍋
パニ・ワラル2
スリランカのは砂糖が結晶化

 ジャレビはシロップがしたたるほどジューシー。だがパニ・ワラルは表面に砂糖が結晶化していて固たく、カリントウのような感じで全然違うお菓子になっていました。
 南アジア~西アジア~北アフリカにまで広がっているのでバリエーションが多いのでしょう。

⑥ パンケーク (Pancake)

ぱんけーき
時々お菓子として売られている

 ココナッツミルクを入れた、しっとり系のパンケーキ。プレーンの他に削りココナッツ+ヤシ砂糖を入れて食べます。
 ホテルの朝食などでお目にかかるが、ローカル食堂ではおやつ扱い。
※ 昔はパン(Bread)のケーキと思っていましたが Pan(フライパン)で作るケーキ。日本ではホットケーキですけど。

⑦ ローアリア (Lawariya)

ローアリア
ちょっと和菓子みたい

 見ての通り主食のひとつイディアッパム(ストリングホッパー)で作ったお菓子。
 米粉の生地を押し出し器で糸状に絞り出し、定番の削りココナッツ+ヤシ砂糖を包み蒸しあげます。
 にほんで言うと「おはぎ」みたいな感覚ですね。

⑧ タラボーラ (Thala Bola)

タラボーラ
コスパの良いお菓子

 乾き物お菓子の代表。ゴマをアメで固めただけだが、ゴマ100%なので美味しい。ちょっと固かったりもするが、しゃぶっていると解けてきます。
 長持ちするし、携帯性も良いのでバス・列車移動の時のお供に最適。バススタンドや駅の売店でよく見かけます。

⑨ アスミー (Aasmi)

アスミー

 米粉とココナッツミルクの生地を網状に揚げた物。スリランカでは新年やお祝い時に食べる菓子らしい。
 ただ白い部分は味もなく固いだけ。色付き部分はシロップで甘いが感銘を受けるような味ではありませんでした。
 まあ、話のタネにはなるかな。

⑩ テンビリ、タンビリ (Thembili 、Thambili)

タンビリ屋1
外国人にはストローつき
現地人は直接飲んでいました

 英名 King Coconut というスリランカ独特のヤシの実でやや小型、熟すとオレンジ色になります。
 熱帯諸国ではヤシ果汁を飲むのは普通ですが、青い未熟な実を使用。スリランカでは少し熟した状態が好まれ、果汁に少し発酵したような酸味があります。果肉も未熟な物はゼリー状ですが、スリランカのそれは半固形で食べやすい。

タンビリ屋2
言えば殻を割って果肉を出してくれる
完熟した果肉を乾燥させた物が
ココナッツになります
タンビリ屋3
街道沿いのタンビリ屋
ソフトドリンクよりも高い
のによく売れていました

⑪ ブラット ウィタ  (Burath Vita)

ブラットウイッタ1
コロンボの繁華街で売られるコレは何?

 緑の葉を丸めた物が売られています。このブラットウィタはお菓子ではありませんが、伝統的な嗜好品なのでここで紹介します。
 この葉はコショウ科の植物キンマ(シンハラ語でBulath、インドではPaan、英語はBetel)の葉で、これにビンロウ檳榔、シンハラ語でPuwak、英語はareca palm)の実と石灰、香料などを入れて噛みます。

ブラットウイッタ2
キンマの葉とビンロウの実

 噛むと軽い覚醒・興奮作用があり、東南アジア~南アジアにかけての伝統的大人の嗜好品。
 トラタロウもあちらこちらで試していますが、そのすさまじい味のため作用を感じる前に吐き出してしまいます。依存性と発がん性があるので問題視されていますが、日本人がはまることは無いと思います。

・噛むと唾液がでますが飲み込まず吐き出します。化学変化で赤い唾液になります。
・これが普及している国は口腔がんが多いとか。
・インド周辺ではパーン屋台があり、好みに応じて中身を調合してくれます。
・台湾ではきわどい衣装の女の子(檳榔西施という、西施は古代中国の美女)がこれを売るサービス?があります。近年規制が厳しく、なかなかお目にかかれないようですが。
・スリランカではキンマの葉は大変良い物とされ、諸行事・贈り物の際に使われるそうです。

その他の諸々

 スリランカもインドも紅茶の産地。インドでは路上でチャイ(インド風ミルクティ)を飲むのが旅の楽しみ。パキスタンやネパールにもチャイ屋が多いが、なぜかスリランカではほとんど見ない。ローカル食堂で紅茶は飲めるが、あまり風情はありませんね。

チャイ1
風情のあるインドのチャイ屋
チャイ2
スリランカはローカル食堂で飲めるけど

 コーラやスプライトもあるがスリランカ人が好きなのがジンジャービア(ジンジャーエール)。いくつもブランドがあるが、EGBElephant House社Ginger Beer)がポピュラー。

ジンジャーエール
みんなジンジャーエールです
駄菓子
豆などの駄菓子

 インド人が多いのでインド伝統菓子屋もあります。色鮮やかなインド菓子はかなり甘いので注意。おまけに100g(大振りな一切れぐらい)で¥150くらいと思ったよりも高め。もっと物価が高いマレーシアとそんなに変わらないかな。デフォルト依頼の物価高もありますが。

インド菓子
美味しそうだが甘いインド菓子
はざしたお菓子
お米をはざしたお菓子

 バススタンドや観光地で拍子木状に切って売られているのが青マンゴー。フルーツとして食べるにはまだ未熟な状態ですが、ほどよい酸味が疲れた体にしみます。マンゴー生産国では当たり前の食べ方ですが、マレーシアで青マンゴーを買っても未熟すぎて酸味が強すぎたりします。ドンピシャの熟れ具合を判断するコツはないかな?

青マンゴー
後を引く酸味なのです青マンゴー
スポンジー
その名も「スポンジー」というケーキ

 カレーにも入れます「ひよこ豆」(シンハラ語でカダラ)はおやつにもなります。煮豆を買ったら辛さ度合いを聞かれ、「スリランカ人レベル」と指定したら辛すぎて全部食べられなかった。

ひよこ豆
街頭のひよこ豆スタンド
酒屋
酒屋は格子で仕切られる、なぜ?

 2回で合計4週間ほどのスリランカ滞在の経験からまとめました。いろいろ不足もあるでしょうが参考にしていただければ幸いです。
 世界のB級グルメ/19 ローカル食堂事情 in スリランカ もご覧ください

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この記事を書いた人

 トラタロウは元世界史・地理の教員です。授業のネタにするため毎夏・冬休みにバックパッカーとして海外旅行に出かけ、83ヶ国を訪れました。旅行情報や旅ネタ、海外食生活を紹介していこうと思います。
 2022年(令和4年)末よりマレーシアに移住しました。クアラルンプールに住み、姉妹ブログ『KLダイアリートラタロウ』を作って、移住やマレーシアの情報を発信しています。よろしかったらご覧ください。
https://www.logrecodocu.website/
 
 

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