長崎で意外に時間をつかったので熊本は事実上スルーです。地震の被害にあつた熊本城の様子も見てみたかったのですが、フェリー港から戻る形になるので鹿児島を目指します。宮崎も諸事情により簡単に通過しました。
※ トップ画像は鹿児島市内から見た桜島
八代~水俣を走る
2022年(令和4年)4月13日(水)熊本をひたすら走るだけでした。
途中で通過した日奈久温泉にある築100年、有形文化財に指定されている温泉宿・金波楼.
なかなか歴史のある風情。こんなお宿に泊まってみたいですね。
※ 日奈久温泉金波楼公式HP に移動します
熊本で行ってみたかったのが味千拉麺というチェーン店。熊本発祥、九州を中心とするチエーン店だが、実は海外に日本の10倍以上の支店を展開させ、特に中国では一番有名なラーメン店。
※中国でラーメンは日本料理という認識です。
トラタロウも中国に行くたび味千拉麵を利用しているが、日本でも食べてみたいと思い寄りました。ちなみに中国味千拉麵で一番好きなメニューはかつ丼です。…日本の店にはありません。
※ 味千拉麵のHP に移動します
水俣を出て鹿児島県の出水(いづみ)でテント泊。まだ陽はあるが雨が心配な天気。雨をさけられる橋の下にテントを張りました。走行距離119Km。
鹿児島をめざします
2022年(令和4年)4月14日(木)
とりあえず出水から鹿児島市を目指して未明に出発。当初の予定では知覧に行ってみたかったが、けっこう時間がかかりそうだったので割愛。
薩摩川内の街中にカッパのモチーフがたくさん。ガラッパと呼ばれるカッパの昔話が伝わるらしい。 ※ 薩摩川内のガラッパを紹介するブログ に移動します
川内から鹿児島に向かう道に川路大警視誕生地の案内板。近代日本の警察制度を作った川路良利(かわじよしとし)のこと。日本警察の父と呼ばれるがそんなに有名ではないですね。
鹿児島市内を自転車で周る
出発から約9時間、100km近く走り鹿児島市に到着。明治維新の原動力となった地で、幕末・明治の有名人がワンサカ出ました。市内の史跡を周ってみます。
市内のあちらこちらに歴史的人物、事件を表す像が設置される。幕末・維新の有名人ゆかりの地もたくさんあります。歩いて周ると大変、車は小回りがきかない、自転車がベストです。
いたるところに西郷隆盛を始めとする郷土の偉人が登場。NHKの大河ドラマの主役・準主役クラスの人がたくさんいるな。
鹿児島県民の郷土愛があふれていますね。
※ ジャムモナカを紹介するブログ に移動します
ジャムモナカは調べてみたらボンタンアメと同じ会社の製品でした。ボンタンアメは柑橘系の味がするソフトキャンディーのようだが、実は求肥餅という九州育ちには懐かしいおやつ。
これまた調べてみたら1924年(大正13年)発売という歴史のある駄菓子でした。
現在は九州以外の土地でも売られているのを目にします。姉妹品兵六餅はさすがに見ませんね。
※ セイカ食品のHP に移動します
桜島一周サイクリング
2022年(令和4年)4月15日(金)
鹿児島市内からフェリーで桜島に渡り、自転車で一周してみた。
桜島の北側は平地が多く民家もあります。東側から高低差のある山道で時間がかかる。2時間ほどかけて黒神埋没鳥居に着きました。大正3年の噴火で3mほどの鳥居がほぼ埋まってしまった場所で県の文化財に指定されています。
50年近く前に家族旅行で来たことがあります。これだけはよく覚えてます。
鹿児島市を出る前に行きたい所があります。
繁華街天文館にある「むじゃき」という店は、フルーツ類をちりばめた巨大かき氷白熊で有名。ソフトクリーム追加¥900をいただきました。食べ応えあります。
※ 天文館むじゃきHP に移動します
自転車旅行のはずが鹿児島~宮崎は電車を使いました。前日の薩摩川内~鹿児島市は逆風で進まずえらい目にあいました。天気予報を調べると今日も宮崎方向は強い逆風とのことで、あっさり心が折れます。強い逆風で走ると趣味ではなく修行になりますね。
鹿児島~宮崎は約120km。特急で2時間、¥4330。電車速い!
トラタロウなら空荷のロードレーサーでも6時間以上、荷物満載の今なら12時間近くかかりますね。
プロなら3時間切っちゃうかもしれませんが、それはもう別の世界の話です。
宮崎も逆風でした!
宮崎のB級グルメといえばチキン南蛮ですが、発祥の店とされる「おぐら」に行ってみました。※おぐらの公式HP に移動します
2022年(令和4年)4月16日(土)
昨晩は宮崎市を出て小雨の中を3時間ほど走り、橋の下でテント泊でした。
日向市の沿岸部、耳川のほとりにある美々津は江戸末期~昭和初期に建てられた古い町並みが残り重要文化的建築物群保存地区に指定されている。ちょっと寄ってみます。
宮崎は今日も大分の方向から強い逆風。日向市まで50km走ったら根性が尽きました。
若いころの根性発揮は立派ですが、年を取ってからの根性は体に悪いので、大分の佐伯までは電車で行きます。特急にちりん(日輪)、約80km、1時間半、¥2700
これで 行けるかな自転車旅行・九州一周➂熊本・鹿児島・宮崎編 終了です。
行けるかな自転車旅行・九州一周④大分編 に続きます
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