第65回目の海外旅行はタイ東北部のイサーン地方とラオス南部。
第五弾では鉄道の通るイサーン地方中心部のコンケーンから、ラオスの首都ヴィエンチャンに通じる国境の街ノーンカーイをのぞいてみます。

※ 2025年1/17(金)~1/18(土)の記録です
1タイ・バーツ=¥4.5 1000ラオス・キープ=¥7.2 で計算しています

コンケーン入り~ノーンカーイ発までの費用は¥10113。
総費用は
・航空券1人¥14250 ×2
・海外旅行保険 ¥4393
・現地滞在費 ¥103931(2人分)
総計 ¥136824 1人あたり¥68412でした。
イサーンの中核都市コーンケン(Khon Kaen)
バスを乗り継ぎ歩いて宿へ
2025年(令和7年)1/19(日)
今朝はローイェットからコーンケンに移動。移動手段は乗り合いワゴン車のロットゥーしかないでしょう。バスターミナルは中心部から西に2Kmほどの所で歩いて行きます。

日曜の朝なので車も歩行者もほぼいない。街頭にはヒンドゥー教の神ガネーシャの像。仏教では守護神となり歓喜天と呼ばれます。寺院を模した礼拝場があちらこちらにあるのがタイらしい。





幸いすぐ出発するロットゥーがありました。コーンケンまで1人129バーツ=¥580。8時に出てコーンケンに10:30着。


コーンケンはバスターミナルが3つもあるようだが、着いたのは一番遠いターミナル3。幸い中心部に行く市内バスが運行しているので乗ります。お宿に近いフェアリープラザ(แฟรี่พลาซ่า)というモールで降ろしてもらいます。料金20バーツ=¥90均一。





コーンケンのお宿は Ruen Rom Hotel 。鉄道駅に近く、夜市にも徒歩5分という立地で選択。
ブッキングコムでの予約だが、ホテルにはタイ語しか書いていませんし、英語など通じない。1泊450バーツ=¥2025。
サービスの水がビン入りなのがレトロでした。

お寺巡りに出かけます

コーンケンはバンコクより450Kmほど離れたタイ東北部イサーン地方の中心都市のひとつ。人口40万人ほどで5番目ぐらいの大都市(資料によって異なります)のはずだが、大都市感があまりしない。
理由は高層ビルが数えるほどしかないからかな。まあ、バンコクを除いてどこの都市も似たような状況ですけど。
恐竜化石が出土したので、その関係を施設を除けば見所はお寺くらい?


ワット・タートゥ
大きな仏塔プラ・タート(พระธาตุ)がある大きなお寺。シンプルだが力強いフォームです。
高僧のロウ人形も祀られていました。






プラマハタート・コーンケン・ナコン
お寺のような仏塔のような9層の建物。内部はお寺でお参りの人が多いです。
なぜか正面に恐竜の像。






セントラルプラザに行ってみた
首都バンコクを中心に展開する大規模モールがあったので行ってみました。湖の公園からだと4Kmくらいあるのでトゥクトゥクを捕まえます。言い値100バーツを60バーツ=¥270に値切る。相場を知らないので高いかどうか分かりませんね。


セントラルプラザは街の他の商業施設に比べると立派。なんだか日系店が多いようです。

日系なのか? 今日日タイの企業でも
これくらいやりますよね。







今夜も夜市で夕食 Get
夕食は例によって夜市で買出し。お宿から徒歩2分のトールンルーロム市場は昼間は道路だが、夕方からは車を閉鎖して市場となります。
今晩はつくね串(30バーツ=¥135)、ソーセージ(30バーツ=¥135)、焼売(20バーツ=¥90)、スイカ(10バーツ=¥45)、ゴマ団子(25バーツ=¥113)。計¥518
ここは持ち帰りだけでなく、テーブル席で食べさせる屋台も多い。






ヴィエンチャンに続く街ノーンカーイ(Nong Khai)
鉄道で移動します
出発前に宿近くの市場見学。市場食堂で麺の朝食です。



コーンケンの鉄道駅は新しくて立派。どうも駅周辺の高架工事をした様子です。まあ、駅は新しくても通過する列車は1日に上下線合わせて12本とマイナー交通機関であることは変わりません。



133号はヴィエンチャン行き
コーンケンからノーンカーイまでは鈍行列車で3時間ほどで、料金は3等車35バーツ=¥158と大変お安い。バスは150~200バーツぐらいするらしいのでお得ですね。


3等座席車両は安いだけあってエアコンなぞ無く、申し訳程度に扇風機があるだけ。ただ1月のイサーン地方は乾季で比較的涼しいのでエアコンは不要です。おまけにこの時は記録的な寒波が来ていて朝は寒いぐらいでした。


12:30にノーンカーイ駅着。駅から街の中心部までは4~5Kmほどあるので歩くのは微妙。
トゥクトゥクと交渉、60バーツ=¥270で行くがドライバーはお宿の名前を言っても知りません。近くのお寺の名前を伝えて出発です。

ノーンカーイの宿はMut Mee Garden ゲストハウス。メコン川に面して庭があり、数室が入るコテージが散在するお宿。バス・トイレ共同ダブルで1泊426バーツ=¥1917でした。


国境の街の散策と屋台夕食です
ノーンカーイは人口5万人、バンコクから615Km離れたメコン河沿いの街で、川を越えればラオスという国境の街。ラオスの首都ヴィエンチャンまで25Kmと近く、1994年にはタイ・ラオス友好橋が架けられました。




お宿近く、メコン河遊歩道のひとつ内側にあるター・サデット市場は、周辺国からの産物が集まる国際市場。アーケードに覆われているため、少し怪しげな雰囲気がいいです。














夕食はメインストリートに出る屋台。英語表記メニューのある店がありました。
時計回りにカイチャオムーサップ(かき揚げご飯、¥225)、エビ炒めご飯(¥270)、オースアン(牡蠣の卵とき、¥270)。
デザートにブアローイ・ナームキン(しょうが汁白玉、¥203)をお持ち帰り。

不思議な寺院サーラー・ケーオークに行きました



トゥクトゥクをチャーターします
サーラー・ケーオークに行ってからバスターミナルに行くためトゥクトゥクをチャーター。200バーツ=¥900は微妙に高いかも? でも街はずれにあるサーラー・ケーオークでは流しのトゥクトゥクはひろえそうもないためチャーターは必須かな。

サーラー・ケーオーク(ワット・ケーク)は1975年にラオスから亡命してきた宗教家・彫刻家のブンルア・スラリット(Bunleua Sulilat)の思想・指導で建立された寺院。広い庭園に様々な巨大仏像・神像が立てられ一種異様な空間となっています。入場40バーツ=¥180

本堂内部は仏教、ヒンドゥー教、道教まで入り混じった装飾品が飾られる。




キングギドラとも呼ばれる
多頭ナーガ像
ヴィエンチャン郊外にブッダパーク(ワット・シェンクワン)なる奇寺があるが、同じ創建者により建てられました。



次回はバスでウドンターニーに行き2泊した後、最終目的地のバンコクに寝台列車で行きます。
海外旅行記NO65 タイ東北部・ラオス南部 ⑥ウドンターニー、バンコク編 鋭意制作中
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