上野と浅草の間にあるかっぱ橋道具街は調理・製菓器具など飲食店関係の卸店が集まっています。30年ほど前にコーヒーに凝っていたトラタロウも何度か訪れています。当時は小売りはしてくれるものの基本的にその道のプロが行く場所でした。ところが現在は外国人旅行者が詰めかけているというので様子を見てみました。
合羽橋道具街はどこにあるの?

かっぱ橋道具街へはいくつものアクセス方法がありますが、トラタロウが使っていたのは東京メトロ銀座線「田原町」下車、上野方面(西)に少し行けば道具街入り口があります。

詳細は「かっぱ橋道具街HP」参照

800mほどの大通りの両側には飲食業関連店が軒を連ねます。昔は「素人さん」はあまり見ませんでしたが、現在は観光客が押し寄せていました。そしてかなりの割合が白人観光客。アジア系の観光客もいると思いますが、見た目では日本人と区別がつきません。


どんな店舗があるのかな
30年前に訪れた店がまだありました。コーヒー関係の専門店で自家焙煎機などを購入しました。
自分で焙煎すると「煎りたて」「挽きたて」「入れたて」という「珈琲の三たて」が可能。
※ 正確に言うと本当に「煎りたて」のコーヒーは味が落ち着いていないので、1日くらい置いた物が美味しいです。


トラタロウはお菓子作りも趣味。和洋中100種類以上のレシピがあります。でも製菓道具は住んでいた浜松の専門店でそろえました。「和菓子の木型」みたいな特殊なもの以外は地方でも買えます。
一度買えば道具や型は壊れることは少ないのでほぼ一生使えますね。オーブンは消耗品ですので4回買いました。




外国人観光客に人気なのが「包丁」。でも専門的な品は手入れや砥ぎが大変です。砥ぎやすい物を選ぶのがポイントだと思います。


ブラシは英語の Brush の音訳だろうが「刷子」という漢字があるのは知りませんでした。ブラシの専門店があるのはすごいな。亀の子たわしが売られていたが「束子」と書くみたい。


一番人気は食品サンプル
日本独特の食生活関連文化が食品サンプル。大正末のロウ細工から始まり、現在は合成樹脂で様々な食品の精巧な見本が作られます。
東アジア~東南アジアでも見ることがありますし、日本のお土産としても人気の品。
かっぱ橋には何軒もの専門店があり、制作体験などもできるみたい。








久々の合羽橋でしたが食文化に興味のあるトラタロウには楽しい時間でした。そして噂以上の外国人観光客の多さにビックリ。
ここが世界最大の道具屋街かと思ったら大阪の千日前道具屋筋商店街の方が大きいそうです。上には上がありますね。
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